冷えると尿が出にくく浮腫んだ足の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
レジ打ちの仕事をしていて、毎日6時間は立ち仕事です。
そのせいか、足がむくみやすいのですが、冷えると余計にその症状が際立ってきます。体はほっそりしているのに、足は象の足の様になります。
靴下のゴムの跡も消えません。
また、尿が出にくく、1日2回くらいしか出ないこともあります。
そのくせ、夜間尿があるので困っています。
夜間尿のポスターを見て、尾崎漢方薬局へ行ってみました。
むくみの原因は、腎膀胱系の冷えにより働きがスムーズに行えず、尿の抜けが悪いことでした。
おまけに尿を出そうとして、水をたくさん飲んでいました。
これは腎に負担をかけてしまうので、逆効果だったようです。
確かに足腰が冷えると益々トイレに行かなくなっていました。
体質改善できる尿の抜けを良くする漢方薬を出してもらい、特に下半身を冷やさない衣類の着用や生活習慣をアドバイスいただきました。
また食事に関しても、尿の抜けを良くする食材を摂るように心がけました。
そして飲み始めて1週間ほどで、1日5~6回ほど気持ちよく排尿できるようになりました。
今までは職場にいる時はトイレへ行かない癖をつけていたのですが、敢えてトイレへ行く習慣をつけました。
半月した頃には、自然な尿意が1日6~7回になり、夜間尿が毎晩ではなくなっていました。(週に1~2回ほど)
すると、足のむくみも改善して、軽くなってきました。
足のむくみには漢方がこんなに良いなんて驚きです!
基本的に腎陽虚があり、毎日の水分過剰摂取や立ち仕事という条件が重なり、特に下半身の循環不良も引き起こしていたようです。
それにより、尿不利やむくみといった症状が目立つようになっていたので、その改善を促しました。
漢方薬の服用のみならず、足浴や軽い運動やマッサージ、食生活の改善などを取り入れていただいたこともスムーズな尿の排泄につながったと思われます。
冷える季節のご自身に合った養生法と体質改善につながる食養生を今後も続けていただければ幸いです。
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